2021年09月02日

店長個人コラム ARの作動方式とは

皆様こんにちはBreakout店長です
今回はブログ内でも登場するARの
作動方式(内部構造)についてお話です。

よく考えたら専門用語にもなりますし、
知らない方もいるかもしれませんので
掲載させて頂きます。

※知らない方向けですので
ご了承下さい。


まず最初はAR15やM4使われている
ダイレクトインピンジメント方式です。

店長個人コラム ARの作動方式とは

英語表記だと“Direct Impingement”
略してDI方式など言われることも多いです。
他にもリュングマン方式などと言われる場合も
ありますが名称が違うだけで同じ方式となります。

日本語訳だとガス直噴方式などと呼ばれます。

簡単にどういったサイクルで動いているか説明
致しますと

店長個人コラム ARの作動方式とは

引き金を引くと弾が発射されます。
弾は高圧ガスに押され発射されますが
このときに一部ガスはガスブロック、
ガスチューブで回収されます。
(上記写真銀色部分がガスチューブ)

戻ってきたガスはボルトキャリアーに
吹き付けられブローバック、薬莢を排出し、
ボルトキャリアーは後退、ストックチューブ内にある
リコイルバッファーに押し戻されます。
その時にマガジン内にある弾をチャンバーに
送りこみます。
大雑把にいうとこの繰り返しで連射しています。

店長個人コラム ARの作動方式とは

上記写真はボルトキャリアーにガスが
吹き付けられる図となっています。


この方式の最大のメリットについてお話しすると
一般的なガスピストン方式などと呼ばれる物に
比べると部品を少なくできることが上げられます。

他にも体感反動が小さくなるなどがあります。

ただデメリットも勿論ありまして高圧ガスが
ボルトキャリアーに吹き付けられる為、
汚れやすいので定期的にメンテナンスが
必要、銃の発射サイクルなどが弾薬の
火薬の量やガスチューブの長さに依存して
いるので小口径などには向かないなど
上げられます。

バレルが短いARなどもガスブロックや
チューブ位置を変更しないと作動が
不安定になります。

民間における9mm弾を使うAR,いわゆる
PCCなどは作動方式がDIではなく
ストレートブローバックになっているのも
こういった理由からですね。

さて以上内部構造でした。
本来は厳密に書くと細かいメカの
動きがわかって楽しいですが

あまり書くとややこしいので知りたい方は
是非ウィキペディア等ご覧ください

それでは





Posted by Break out  at 08:39 │Comments(0)

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