2021年10月08日
店長個人コラム 実銃ネタ G36
皆様こんにちはBreakout店長です
XM8を前記事でご紹介しましたので
元になった銃G36をご紹介します。
よろしければ閲覧ください。
※知らない方向けです
ご了承下さい。

HK G36はドイツHK社が開発したアサルトライフル。
1996年にドイツ連邦軍に採用。
別名でHK50とも言う。
全長999mm 重量3,63㎏ 口径5,56mm
装弾数30発
HK社は西ドイツの時代からG3に変わる時期採用小銃の
開発を行っていました。
その過程でG11というケースレス弾を用いる銃を開発
しますが商業的に失敗。
結局は5,56mm弾を使う銃の開発をします。
当初ドイツ軍が採用していたG3は7,62㎜弾を使い、
反動も強く、取回しが悪かった為ドイツ連邦軍に
HK社は開発を急かされます。
(この年代はアメリカやソ連などは小口径弾に
移行していたので焦っていたと思われる)
G3を5,56mm弾に変更したHK33をHK社は提案しますが
ドイツ連邦軍にもっと軽量で機能性の高い銃がいいと
なかなかの無茶ぶりを要求された結果新型ライフルの
開発に入ります。
それが本銃G36となります。
ドイツ軍トライアルではHK33やステア―AUGなども
参加していましたがG36は見事に勝利。
1996年に採用。1997年から配備されます。
それまでに採用していたG3はローラーディレイブローバック
と呼ばれる複雑な機構となっていましたが
G36はシンプルなガス圧作動方式に変更。
フレームなどはプラスチックを多用して軽量化に
努めています。
マガジンもプラスチックも使用し、半透明になっている
ので残弾確認も可能に。
マガジン自体にもラッチが設けてあるので連結が
可能です。
ただしM16などのNATO基準のマガジンと互換性が
ないのでそこはデメリットと言えますね。
サイトシステムはドットサイトや三倍スコープが
標準で装備されている万能っぷりです。
銃自体の性能は高く評価もされていますが
プラスチックを多用したせいで兵士からの
評判は当時はよくなかったらしく、
レゴライフルなどとあだ名も付けられていたそうです。
そんなG36ですが2000年代から中東に派兵された
兵士から高温化だとゼロインが狂うという苦情が出始めます。
最初は噂程度だとあまり気にしていなかったようですが
調査をドイツ連邦軍が行ったところ、
連射による銃身の過熱によってレシーバーの銃身基部
付近が変形し命中精度が低下するという問題が発覚。
2014年の6月に発注を一時停止、
2015年にはドイツ政府がHK社を訴訟し
大問題に発展します。
結局は銃自体に問題はないと言うことでHK社が
勝利しますがHK社の信頼は少し落ちたと言えますね。
(HK416などもフルオート射撃で破損事故などがある)
さて以上G36についてでした
それでは!
XM8を前記事でご紹介しましたので
元になった銃G36をご紹介します。
よろしければ閲覧ください。
※知らない方向けです
ご了承下さい。

HK G36はドイツHK社が開発したアサルトライフル。
1996年にドイツ連邦軍に採用。
別名でHK50とも言う。
全長999mm 重量3,63㎏ 口径5,56mm
装弾数30発
HK社は西ドイツの時代からG3に変わる時期採用小銃の
開発を行っていました。
その過程でG11というケースレス弾を用いる銃を開発
しますが商業的に失敗。
結局は5,56mm弾を使う銃の開発をします。
当初ドイツ軍が採用していたG3は7,62㎜弾を使い、
反動も強く、取回しが悪かった為ドイツ連邦軍に
HK社は開発を急かされます。
(この年代はアメリカやソ連などは小口径弾に
移行していたので焦っていたと思われる)
G3を5,56mm弾に変更したHK33をHK社は提案しますが
ドイツ連邦軍にもっと軽量で機能性の高い銃がいいと
なかなかの無茶ぶりを要求された結果新型ライフルの
開発に入ります。
それが本銃G36となります。
ドイツ軍トライアルではHK33やステア―AUGなども
参加していましたがG36は見事に勝利。
1996年に採用。1997年から配備されます。
それまでに採用していたG3はローラーディレイブローバック
と呼ばれる複雑な機構となっていましたが
G36はシンプルなガス圧作動方式に変更。
フレームなどはプラスチックを多用して軽量化に
努めています。
マガジンもプラスチックも使用し、半透明になっている
ので残弾確認も可能に。
マガジン自体にもラッチが設けてあるので連結が
可能です。
ただしM16などのNATO基準のマガジンと互換性が
ないのでそこはデメリットと言えますね。
サイトシステムはドットサイトや三倍スコープが
標準で装備されている万能っぷりです。
銃自体の性能は高く評価もされていますが
プラスチックを多用したせいで兵士からの
評判は当時はよくなかったらしく、
レゴライフルなどとあだ名も付けられていたそうです。
そんなG36ですが2000年代から中東に派兵された
兵士から高温化だとゼロインが狂うという苦情が出始めます。
最初は噂程度だとあまり気にしていなかったようですが
調査をドイツ連邦軍が行ったところ、
連射による銃身の過熱によってレシーバーの銃身基部
付近が変形し命中精度が低下するという問題が発覚。
2014年の6月に発注を一時停止、
2015年にはドイツ政府がHK社を訴訟し
大問題に発展します。
結局は銃自体に問題はないと言うことでHK社が
勝利しますがHK社の信頼は少し落ちたと言えますね。
(HK416などもフルオート射撃で破損事故などがある)
さて以上G36についてでした
それでは!
Posted by Break out
at 10:50
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