2021年06月10日

店長個人コラム  実銃ネタ SA80(L85)について

皆様こんにちはBreakout店長です
実銃ネタL85についてです。

あまり評判が良くないので知っている方
も多いと思いますがよろしければ
暇つぶしにでも閲覧ください。


※知らない方向けですので詳しく
知りたい方はウィキペディア等ご覧ください。


店長個人コラム  実銃ネタ SA80(L85)について

L85はイギリスで1980年代に
開発されたブルパップ式の
アサルトライフルです。

現在でもイギリス軍で採用されています。

全長785mm 重量4980g 口径5,56mm
装弾数30発

イギリス軍はL85を採用するまではベルギーの
L1A1のバトルライフルを採用していましたが
冷戦時代は小口径弾の流れになり新型ライフルの
開発を行います。当初はアメリカが使っている
5,56mm弾など信用ならんと独自に開発した
4,85×49mm弾を使用する前提でしたが
5,56mm弾の方が優れているとされ
あっさり方向転換結局は5,56mm弾を
採用します。銃の設計ベースはAR18が
基となっており作動方式もガス圧利用です。


本体は頑丈なスチールプレス加工、グリップや
ハンドガードなどはプラスチック製にされ、
優れた耐久性、生産性に成功しています。

また現代ではフリーフローティングバレルは
主流ですが当時としてはいち早く採用し、
非常に高い命中精度を誇ります。

着脱式の光学機器も最初から備えています。
このときはアクセサリーはあまり普及して
いなかったので革新的ですね。

ここまでだといい銃ですがL85は採用後
様々な欠点が発覚します。


まずスチールプレス製のお陰で重量が
非常に重いです約5キロ近く。

操作が右前提なので左利きだと
ほとんど扱えない。

一番有名だとは思いますがこの銃は
ジャム(弾詰まり)が酷く30発
撃ちきるのは難しかったと言われています。

マガジンキャッチのテンションが悪く
操作していないのにマガジンが自重で
落下なども多かったようです。

マガジンもスプリングが強くない用で
30発フルロードすると給弾されない
問題もありました。兵士の間では
28発と決めていたようですね。

エジェクションポートのコッキングレバーの
取り付け位置が絶妙に悪く排莢した
薬莢を薬室に戻してしまったりと
散々です。

メリットは命中精度だけ。

勿論現場の兵士達からは不評ですぐに
問題にはなったようですがなんとこれらの
欠陥は2000年に入るまで改善されなかったようです。

流石にまずいと思ったのか2000年にドイツのHK社に
約150億円程をつぎ込みL85を全面改修し、
これらの問題は解決したようです。

これ以降はL85A2となり世界水準のライフルと
なりました。

2016年からL85A3へと改良されており
現役で使用されています。

さて以上簡単なご紹介でした。

実銃ネタも更新していきます。

それでは!





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Posted by Break out  at 10:32 │Comments(0)その他

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