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2021年10月20日
店長個人コラム 実銃ネタ HKG11
皆様こんにちはBreakout店長です
今回はコンセプトはよかったのに色々と
惜しい銃HK G11です
よろしければ閲覧ください。
※知らない方向けです
ご了承下さい。
※間違っている可能性もあります

HK G11はドイツのHK社が開発した無薬莢弾(ケースレス)
を使う自動小銃です。
ダイナマイト・ノーベル社が開発した「ケースレス弾」
を使用する
次世代アサルトライフルとして位置づけられていました。
この銃は従来の物と違い発砲しても薬莢が出ません。
従来の弾薬が「弾丸+発射薬+薬莢」で
構成されているのに対し、
ケースレス弾は圧縮した固形火薬が薬莢を兼ねており、
「弾丸+発射薬」となっています。
これにより、同じ重量でも携行できる弾数が大幅に増加する
(単純計算で5.56mmNATO弾用30連M16マガジン7本に対し、
26本の45連G11用マガジンを携行可能。弾数5倍以上)。
更に弾薬の形も自由に設計できることから、
円筒状でない四角形の断面をもつ弾薬をも設計でき、
弾薬の製造に真鍮を使用する必要も無い為、
コストダウンも図れるとされた。
薬莢自体が存在しないので、射撃時に薬莢をばらまく事もなく、
排出した薬莢による火傷や転倒を防ぎ、
かつブルパップタイプでありながら
射手の利き腕を選ばないというメリットも生み出している。さらに、
排莢のプロセスと機構をそっくり省略できるため、
毎分2千発という高速バースト射撃により、
反動で銃身がぶれる前に弾が連射され、
高い集弾性を発揮するなどの利点もありました。
がしかしケースレス弾は欠点が多く問題が発覚します。
薬莢がないと言うことは外気に弾が晒されるという
事であり、湿気などに弱くなってしまいます。
射撃時の熱によりチャンバー内で弾が暴発して
しまうなどもあったようです。
ケースレス弾自体も需要が少なく他に使う銃も
なかった為にコスタダウンするはずが結果
単価は上昇、一発1000円程とされています。
一マガジンで大体五万円とコスパが悪すぎます。
また、G11自体の問題として
「弾倉内に縦に並べられた弾薬を給弾時に横向きに回転させる」
「フルオート時は毎分460発、
バースト射撃時は毎分2000発に射撃サイクルを変化させる」
とかなり特殊な構造の為複雑になってしまい
信頼性に問題がありました。
こうした問題を抱えながら1990年代にドイツ軍にて
試験運用がされましたが後にドイツは
5,56mm弾を正式採用としたのでG11は
開発中止となりました。
その後どこがで運用されたりなどはしていません。
弾自体の開発は現在でも進められており、
ケースレス弾薬に関する特許は米軍の
次世代ケースレス弾薬火器計画「LSAT」に権利が売却されており、
現在も研究・開発が進められています。
以上G11についてでした。
なにか色々と惜しい銃ですね。
また更新していきます
それでは
今回はコンセプトはよかったのに色々と
惜しい銃HK G11です
よろしければ閲覧ください。
※知らない方向けです
ご了承下さい。
※間違っている可能性もあります

HK G11はドイツのHK社が開発した無薬莢弾(ケースレス)
を使う自動小銃です。
ダイナマイト・ノーベル社が開発した「ケースレス弾」
を使用する
次世代アサルトライフルとして位置づけられていました。
この銃は従来の物と違い発砲しても薬莢が出ません。
従来の弾薬が「弾丸+発射薬+薬莢」で
構成されているのに対し、
ケースレス弾は圧縮した固形火薬が薬莢を兼ねており、
「弾丸+発射薬」となっています。
これにより、同じ重量でも携行できる弾数が大幅に増加する
(単純計算で5.56mmNATO弾用30連M16マガジン7本に対し、
26本の45連G11用マガジンを携行可能。弾数5倍以上)。
更に弾薬の形も自由に設計できることから、
円筒状でない四角形の断面をもつ弾薬をも設計でき、
弾薬の製造に真鍮を使用する必要も無い為、
コストダウンも図れるとされた。
薬莢自体が存在しないので、射撃時に薬莢をばらまく事もなく、
排出した薬莢による火傷や転倒を防ぎ、
かつブルパップタイプでありながら
射手の利き腕を選ばないというメリットも生み出している。さらに、
排莢のプロセスと機構をそっくり省略できるため、
毎分2千発という高速バースト射撃により、
反動で銃身がぶれる前に弾が連射され、
高い集弾性を発揮するなどの利点もありました。
がしかしケースレス弾は欠点が多く問題が発覚します。
薬莢がないと言うことは外気に弾が晒されるという
事であり、湿気などに弱くなってしまいます。
射撃時の熱によりチャンバー内で弾が暴発して
しまうなどもあったようです。
ケースレス弾自体も需要が少なく他に使う銃も
なかった為にコスタダウンするはずが結果
単価は上昇、一発1000円程とされています。
一マガジンで大体五万円とコスパが悪すぎます。
また、G11自体の問題として
「弾倉内に縦に並べられた弾薬を給弾時に横向きに回転させる」
「フルオート時は毎分460発、
バースト射撃時は毎分2000発に射撃サイクルを変化させる」
とかなり特殊な構造の為複雑になってしまい
信頼性に問題がありました。
こうした問題を抱えながら1990年代にドイツ軍にて
試験運用がされましたが後にドイツは
5,56mm弾を正式採用としたのでG11は
開発中止となりました。
その後どこがで運用されたりなどはしていません。
弾自体の開発は現在でも進められており、
ケースレス弾薬に関する特許は米軍の
次世代ケースレス弾薬火器計画「LSAT」に権利が売却されており、
現在も研究・開発が進められています。
以上G11についてでした。
なにか色々と惜しい銃ですね。
また更新していきます
それでは